2025/12/03

スタートアップ向けオフィスとは?選び方について解説

起業や新規事業を始める際「どんなオフィスを選ぶべきか」で悩む方は多いでしょう。スタートアップにとっては、成長段階や事業規模に合わせて柔軟に使えるオフィスを選ぶことが大切です。この記事では、スタートアップ向けオフィスの種類や特徴、選び方のポイントを解説します。自社に合った環境を整え、理想の働き方を実現しましょう。

スタートアップ向けオフィスの種類と特徴

   スタートアップ企業向けのオフィスのイメージ スタートアップがオフィスを選ぶ際は、個室型から共用型、支援付きまで多様です。初期費用・機密性・コミュニティ性など、形態ごとに特徴と強みが異なります。ここでは、代表的な種類とその特徴を紹介します。

レンタルオフィス

レンタルオフィスは、家具やインターネット環境が整った状態で利用できるオフィス形態です。入居後すぐに業務を始められる点が大きな特徴です。

一方で、提供されるサービスは空間の貸し出しが中心で、受付対応や来客対応などのサポート機能は含まれない場合があります。初期費用を抑えて個室環境を確保したいスタートアップや、短期プロジェクトを運営する企業に適しています。

サービスオフィス

サービスオフィスは、家具や通信設備に加えて、受付・郵便物の取次ぎ・電話対応などのサポートが付いたオフィスです。レンタルオフィスとの違いは、空間だけでなく、業務支援の体制まで整っている点にあります。

限られた人員で効率的に業務を進めたい企業や、来客対応の多いビジネスに特に適した選択肢でしょう。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、複数の利用者が同じ空間を共有して働くスタイルのオフィスです。レンタルオフィスやサービスオフィスとの違いは、固定席を持たず柔軟に利用できる点にあります。

初期コストを抑えながら他業種との交流を持ちたいスタートアップや、個人事業主に向いています。

インキュベーション施設

インキュベーション施設は、起業支援を目的としたオフィス形態です。家具や通信環境だけでなく、経営相談や資金調達サポートなども受けられます。

通常のレンタルオフィスとの違いは、ビジネスの成長支援が前提にある点です。起業直後で経営ノウハウを学びながら成長したい企業にとって、有益な選択肢といえるでしょう。

シェアオフィス

シェアオフィスは、1つの空間を複数の企業で共有しながら利用するオフィスです。コワーキングスペースと似ていますが、専有席や小規模な個室を確保できる点が大きな違いです。

独立性を保ちながらコストを抑えたい中小企業や、拠点拡大を検討する法人に適しています。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスは、実際の執務スペースをもたずに、住所や電話番号などのビジネス機能を利用できる仕組みです。他のオフィス形態との違いは、登記や郵便物の受け取りのみを行える点にあります。

自宅で業務を行うフリーランスや、出張中心の企業にとって、信頼性を確保しながら運営できる形式でしょう。

スタートアップがオフィスを選ぶときのポイント

スタートアップがオフィス選びで確認すべきポイントのイメージ

限られた資金と時間で成果を出すためには、費用・立地・契約の柔軟性を見極める視点が欠かせません。快適性や情報保護も、生産性に直結する要素なのでしっかり確認しておきましょう。

初期費用と月額料金のバランスを確認する

オフィスを選ぶ際は、支出全体の構造を明確に把握しましょう。敷金や保証金、入会金、原状回復費に加え、会議室・複合機・通信の従量料金まで合算すると、より正確に比較できます。

短期利用では、内装費ゼロの形式が有利ですが、長期利用では月額コストの積み上がりが負担になります。契約期間を想定し、総額で無理のないバランスを選びましょう。

アクセスや立地条件を重視する

オフィスの立地は、日々の生産性や対外的な印象にも大きく影響します。駅からの距離や主要ターミナルへの接続、来客動線は商談や採用活動に直結します。

営業ルートや応募者の通勤経路を照らし合わせ、来客が多い時間帯に実地確認を行いましょう。

契約期間や更新条件が柔軟かどうか確認する

オフィス契約を検討する際は、人員の増減に合わせて調整できるかを見極めましょう。途中解約の可否、最短契約期間、更新料、拡張時のルームチェンジの仕組みまで確認しておくと、成長段階での停滞を防げます。

短期プロジェクト中心なら月次や四半期単位、腰を据えて運営するなら年次契約を検討し、柔軟に動ける余地を残しておきましょう。

セキュリティやプライバシーへの配慮を確認する

安心して業務を進めるためには、セキュリティやプライバシーへの配慮も大切です。入退室管理の方法や監視カメラの配置、防音性、受付導線、ネットワークの構成は、契約書や顧客情報を扱う際に重要です。

Wi-Fiの暗号化、VLANの有無、鍵の再発行手数料まで確認し、情報漏えいのリスクを最小限に抑えましょう。内覧時は通話やオンライン会議の音漏れも実際に確かめてください。

オフィスデザインや空間の快適さも重視する

快適な環境は、チームの集中力と創造力を支える基盤になるので、オフィスデザインにもこだわりましょう。自然光の入り方、天井の高さ、椅子と机の品質、空調のムラ、休憩スペースまで、すべてが集中力の持続に影響します。

会議室の換気やモニターの見やすさ、ラウンジの音環境を含めて確認すると、採用や社内満足度の向上にもつながります。写真だけで判断せず、混雑する時間帯に内覧して実際の雰囲気を体感しましょう。

スタートアップがオフィスを利用する3つのメリット

スタートアップがオフィスを利用するメリットを示すイメージ

整備された環境を利用することで、事業立ち上げのスピードと運営の安定性を高められます。人員が少ない段階でも、運営サポートを活用すれば本業に集中しやすくなるでしょう。ここでは、スタートアップが得られる主なメリットを3点に絞って紹介します。

成長に合わせて自由に使い方を変えられる

オフィスを活用する目的は、事業の進行に合わせて柔軟に変わります。人数が増加した際に席を追加したり、縮小期に契約面積を減らしたりと、成長段階に応じて使い方を調整できる点が魅力です。

移転の手間を省きながら事業を継続できるため、時間とコストの両方を節約できます。拡張性のある環境を選べば、変化の激しい時期でも安定した運営を続けられるでしょう。

初期コストをかけずに事業をスタートできる

家具・設備・通信環境が整ったオフィスを選べば、内装や備品購入にかかる費用を大幅に削減できます。敷金や工事費を抑えられるため、限られた資金を広告や採用など、成長に直結する部分へ振り分けられます。

すぐに業務を始められる利便性も高く、スピード感を重視するスタートアップにとって合理的な選択です。資金効率を高めたい場合は、初期投資の軽いオフィスを検討しましょう。

運営サポートを活用して本業に集中できる

受付対応や電話応対、郵便物の管理など、日常業務の一部を代行してくれる施設も多くあります。人的リソースが限られる段階では、サポートを活用することで作業負担を減らせます。

雑務に追われず、本来の業務に集中できる環境を整えることが、成果を出す第一歩です。

外部サポートの質が高いオフィスほど、効率的な事業運営が期待できるでしょう。

スタートアップがオフィスを選ぶ際の注意点

オフィス選びの注意点を解説するイメージ

月額料金以外のコストや共用設備の混雑、レイアウト制限など、導入前に確認しておくべき点があります。運用のズレを防ぐためにも、契約条件を事前に丁寧に確認することが大切です。ここでは、見落としがちな注意点を解説します。

ランニングコストを把握しておく

月額利用料以外にも、光熱費・通信料・清掃費・会議室の追加料金などが発生します。料金体系を細かく確認しておかないと、想定よりも支出が増える場合があるため注意が必要です。

固定費と変動費の境界を整理し、年間の総コストを見積もることで資金計画が安定します。

契約前に、見積書の内訳を細かくチェックしましょう。

契約内容や解約条件を必ず確認する

途中解約や更新時のルールを把握していないと、思わぬ違約金や期間延長のリスクが生じます。利用を開始する前に、契約期間の最短・最長、更新費用、解約手続きの流れを確認しましょう。

特に、短期契約を検討している場合は、解約の自由度が高いプランを選ぶと安心です。柔軟な契約形態を選ぶことが、後々の負担を軽くします。

設備やサポート内容を過信しすぎない

パンフレットやサイトに掲載されている設備・サービスは、すべてが常時利用できるとは限りません。共用会議室の混雑や受付対応の時間制限など、現地で確認して初めて分かる点も多いです。

利用を前提にする前に、実際の稼働状況や利用ルールをチェックしましょう。また、過信せず現実的に判断することで、想定外のトラブルを防げます。

スタートアップにおすすめのオフィスの探し方

自社の要件を整理し、複数の候補を内覧で比較する流れが効果的です。駅からの動線や周辺環境、予約ルールなどを実際に確かめることで、より的確な判断ができます。

エリアや立地を明確にして条件を絞り込む

まず、どんな働き方をしたいかを基準にエリアを決めましょう。営業が多い業種なら主要駅周辺、開発型なら落ち着いた地域が適しています。

通勤アクセス・顧客との距離・家賃水準の3点を基準に整理すると、条件が明確になります。絞り込みを行うことで、選定のスピードも上がるでしょう。

複数の検索サイトや内覧を活用して比較する

ウェブ検索だけでなく、実際に内覧することで印象が大きく変わります。写真では分かりにくい採光や空調、共有スペースの混雑具合を直接確認できるのが利点です。

複数の施設を回ると、料金や設備の相場感もつかめます。比較を通じて、自社に最も合うオフィスを選びましょう。

スタートアップがオフィス費用を確保する方法

スタートアップが補助金や助成金を活用してオフィス費用を確保するイメージ

補助金や助成金の活用、そしてオフィス形態の工夫によるコストの平準化が現実的な手段です。段階的な拡張を前提にすれば、初期投資を抑えつつ柔軟に対応できます。ここでは、費用を確保するための具体的な方法を解説します。

補助金や助成金制度を活用する

自治体や国が提供する創業支援制度を利用すれば、初期費用の一部を補えます。設備投資・通信環境・オフィス設置に関する補助を受けられる場合もあります。

資金負担を減らすことで、事業への再投資がしやすくなります。募集時期や条件をこまめに確認し、タイミングを逃さず申請しましょう。

コストを抑えやすいオフィス形態を選ぶ

レンタルオフィスやコワーキングスペース、バーチャルオフィスなど、形態によって費用構造が異なります。長期的な契約を前提にせず、事業の成長に合わせて移行できる形式を選ぶと効率的です。

人員が増えた段階で拡張できる仕組みを選ぶことで、リスクを抑えられます。柔軟な契約体系を意識して選定しましょう。

スタートアップが知っておきたいオフィス費用の相場

オフィス費用は、立地や形態によって大きく異なります。スタートアップ段階では、初期投資を抑えつつ柔軟に拡張できる形態を選ぶのが現実的です。

オフィス形態

初期費用の目安

月額費用の目安

(1人あたり)

特徴

賃貸オフィス

賃料の6〜12か月分(敷金・保証金)+内装・設備費

1坪あたり約1.5〜3万円

自由度が高いが初期投資が大きい

レンタルオフィス/サービスオフィス

数万円〜数十万円(保証金なしもあり)

約5万〜10万円

家具・ネット完備、すぐ利用可

コワーキングスペース

登録料数千円〜1万円程度

約2万〜6万円

フリー席中心、交流しやすい

バーチャルオフィス

登録料0〜1万円

約3,000円〜1万円

住所利用のみ、登記・郵便対応可

スタートアップは、最初から大きなオフィスを構える必要はありません。まずは「必要な分だけ借りる」という発想で、成長に合わせて環境を拡張するほうが資金効率は高まります。
相場を把握したうえで、柔軟に動けるオフィスを選びましょう。

スタートアップに人気のオフィスエリア

交通のアクセスが良いエリア、企業信用を高めやすいエリアなど、地域によって特徴が異なります。事業の成長段階や目的に合わせてエリアを選ぶことが、成果を高める鍵となるでしょう。ここでは、人気エリアの特徴を紹介します。

新橋・虎ノ門エリア|ビジネスアクセス抜群の立地

都心主要駅に近く、企業間ネットワークが充実しています。大手企業の本社や官公庁も多く、BtoB取引や行政関連の業種に向いています。

交通利便性の高さに加え、ビジネスホテルや飲食店も豊富で、来客対応にも便利です。信頼感のある住所表記を求める企業におすすめの立地です。

渋谷・恵比寿エリア|クリエイティブ企業が集まる街

IT・広告・デザインなどの業界に強いエリアで、若手起業家やフリーランスが多く集まります。オフィスビルだけでなく、カフェ併設型のワークプレイスも増加中です。

新しいビジネスのつながりを求めるスタートアップには最適な環境でしょう。創造性を刺激する街の雰囲気が、チームの発想力を引き出します。

丸の内・日本橋エリア|大企業との連携がしやすい環境

金融・商社・メーカーの本社が集まるエリアで、企業間連携や資金調達のチャンスが豊富です。交通アクセスが良く、地方からの来客対応にも向いています。

オフィス賃料は高めですが、その分ブランド価値や信用力を高めやすい立地です。パートナー企業との関係構築を重視するスタートアップに適しています。

集中と快適さを両立するシェアオフィス「comolu(コモル)」

完全個室型シェアオフィスcomoluの外観・内装イメージ

comolu(コモル)は、集中できる完全個室型のシェアオフィスです。すべての部屋が独立した設計で、周囲の音や視線を気にせず作業に集中できます。

料金は初期費用0円の従量課金制で、15分単位から利用できる柔軟な仕組みです。必要なときに必要なだけ使えるため、短時間の作業にも長時間の利用にも対応しています。

一部拠点では無料ドリンクや休憩スペースも備え、仕事の合間にリフレッシュできる環境が整っています。新宿・新橋・東京日本橋など首都圏の主要エリアに12店舗、関西に5店舗展開しており、アクセスの良さも魅力のひとつです。

「集中」と「柔軟な働き方」を両立したい人に適した個室型シェアオフィスです。

▶ パーソナルシェアオフィス【comolu(コモル)】

スタートアップに最適なオフィスを選ぼう

スタートアップが最適なオフィスを選んでいるイメージ

本記事では、スタートアップ向けオフィスの種類や特徴、選び方のポイントを解説しました。会社の成長や働き方に応じて柔軟に利用できる点は、サービスオフィスやコワーキングスペースならではの魅力です。集中と快適さを両立した空間を選べば、業務効率と創造性の向上が期待できます。自社に最適なオフィスを見つけ、次のステージへ一歩踏み出しましょう。

 

今すぐcomoluを始める

初期費用0円、利用した分だけのお支払い。
まずは会員登録(無料)から。