2025/11/28

サービスオフィスとは?意味・特徴・メリットから選び方まで解説

リモートワークの普及や働き方の多様化に伴い、注目を集めている新しいオフィス形態が「サービスオフィス」です。内装や家具、通信環境があらかじめ整った空間を、短期間から柔軟に利用できることが特徴です。本記事では、サービスオフィスの意味や特徴、レンタルオフィスやシェアオフィスとの違い、メリット・デメリット、料金体系、選び方を解説します。

サービスオフィスとは

サービスオフィスで柔軟に働くビジネスパーソンのイメージ

サービスオフィスとは、家具や通信設備が整った状態で利用できるオフィス形態です。受付対応や郵便物の取次ぎなど、業務を支える機能もそなわっています。初期費用を抑えながら、すぐに仕事を始められる点が魅力です。

 

起業したばかりの法人や小規模チーム、支社の設立を検討する企業にとって、柔軟で効率的な選択肢といえるでしょう。ここでは、サービスオフィスの仕組みや特徴について紹介します。

レンタルオフィスとの違い

サービスオフィスとレンタルオフィスは、どちらも家具や設備が整った状態で利用できる点は共通しています。レンタルオフィスとの大きな違いは、提供されるサービスの範囲です。

 

レンタルオフィスは空間の貸し出しが中心で、受付や秘書業務などは含まれない場合があります。一方、サービスオフィスは空間に加え、秘書代行や来客対応などのサポート体制が整っています。オフィス機能だけでなく、業務を効率的に進めるための支援を求める企業には、サービスオフィスの方が適しているでしょう。

シェアオフィスとの違い

シェアオフィスは、ひとつの空間を複数の利用者で共有するスタイルです。自由に利用できる共用席が多く、利用者同士の交流やネットワーキングを目的とするケースもあります。

 

対して、サービスオフィスは完全個室や半個室が中心で、静かな環境とプライバシーを重視しています。シェアオフィスはコストを抑えやすい反面、機密性の高い業務には不向きな場合もあるでしょう。

 

集中して作業を行いたい人や、法人登記を検討している企業には、サービスオフィスの利用が適しています。

バーチャルオフィスとの違い

バーチャルオフィスは、住所や電話番号などのビジネス機能を利用できる仕組みで、実際の執務スペースはありません。登記や郵便物の受け取りには対応していますが、作業を行う場所は提供されていません。

 

一方、サービスオフィスは執務スペースを備えたうえで、受付対応や会議室などの設備を利用できます。リモートワークや出張中心の働き方を支える拠点としても使いやすく、実際に業務を行う環境を整えたい企業に向いています。

サービスオフィスの機能や特徴

会議室やラウンジを備えたサービスオフィスのワークスペース

サービスオフィスには、働く人を支える多彩な機能がそなわっています。家具付きの個室や高速ネット環境だけでなく、会議室・ラウンジ・受付など、日常の業務を快適に進めるための設備が充実しています。

1人で集中したい日も、チームで打ち合わせをしたい日も、環境をすぐに切り替えられる柔軟さが魅力です。ここでは、サービスオフィスで利用できる主な機能や特徴を紹介します。

家具付き個室

サービスオフィスの多くは、デスクやチェア、収納棚などの家具があらかじめ設置されています。入居したその日から業務を始められるため、内装工事や備品購入にかかる初期費用を抑えられます。

 

個室空間は、集中しやすい静かな環境が整えられており、周囲の視線を気にせず作業に集中できる点も魅力です。人数や利用目的に応じて、1人用から複数人用まで柔軟に選べる施設もあります。快適なワークスペースを求める人にとって、家具付き個室は効率的な選択肢でしょう。

会議・打ち合わせスペース

サービスオフィスには、来客対応や社内ミーティングに利用できる会議室が整備されています。オンライン会議用のディスプレイやマイク設備がそなわったスペースも多く、遠隔地との打ち合わせにも対応できます。

 

予約制で必要な時だけ使える形式が多く、無駄なコストを抑えながらビジネスを進められるのも利点です。クライアントとの商談や採用面接など、外部との交流を行う場としても重宝します。ビジネスの質を高めるうえで欠かせない設備といえるでしょう。

リフレッシュラウンジやカフェエリア

集中して仕事に取り組む時間だけでなく、休息の時間を過ごせる空間があるのもサービスオフィスの特徴です。共用ラウンジやカフェエリアでは、軽い休憩や食事、ほかの利用者との会話などができます。

 

自然光が入る明るい空間や、デザイン性の高いインテリアを採用している施設も多く、気持ちを切り替えながら働ける環境が整っています。リフレッシュスペースがあることで、心身のバランスを保ちながら長時間の業務にも取り組みやすくなるでしょう。

住所利用・法人登記サービス

サービスオフィスでは、施設の住所を法人登記や名刺・ウェブサイトへの記載に使用できるプランを提供しています。自宅住所を公開せずに事業を運営できるため、プライバシー保護の面でも安心です。

 

郵便物の受け取りや宅配便の転送サービスを組み合わせることで、拠点の信頼性を高めながらスムーズに業務を進められます。創業期や支社開設時に、ビジネスの信用を築く基盤として活用しやすい仕組みでしょう。

郵便物や電話の取次ぎサービス

サービスオフィスには、不在時でも業務を滞らせないために、郵便物や電話の取次ぎを代行してくれるサービスが用意されています。届いた書類や荷物はスタッフが一時保管や転送を行い、重要な連絡を逃さない仕組みが整っています。

 

電話対応を任せることで、打ち合わせ中や外出中でも取引先への印象を損ねずに済むでしょう。専任スタッフが対応する施設もあり、信頼感を保ちながら業務効率を高められます。

少人数の企業や個人事業主にとって、安心感を与えるサポート機能です。

受付スタッフによるサポート

来客対応や案内、ドリンクサービスなどを行う受付スタッフが常駐している施設も多くあります。ビジネスの第一印象を左右する場面で、プロの接遇スキルを活用できるのは大きな利点です。

 

スタッフは郵便対応や備品管理など、細かな業務も支援してくれるため、利用者は自分の仕事に集中できます。有人対応による安心感と信頼感は、企業のブランド価値を高める要素にもなります。サービスオフィスならではの質の高いサポート体制といえるでしょう。

サービスオフィスのメリット

柔軟な契約ができるサービスオフィスで働くチームの様子

ここでは、サービスオフィスを利用することで得られる主な利点を紹介します。サービスオフィスには、柔軟な契約形態やコストの抑制、さらに手厚いサポート体制など、ビジネスを効率的に進めるための要素がそろっています。

 

スタートアップから大企業まで、多くの利用者に選ばれる理由を見ていきましょう。

規模や契約期間を柔軟に変更できる

サービスオフィスは、利用人数や事業の成長に合わせて契約内容を変えられる点が魅力です。1人用の個室から複数人が働けるフロアまで、段階的に拡張できる施設が多く、移転の手間を減らせます。また、月単位や年単位など期間を自由に設定できるため、短期プロジェクトや試験的な拠点運営にも向いています。

 

事業規模の変化に応じて柔軟に対応できる環境は、企業にとって大きな安心材料になるでしょう。

初期費用を抑えてオフィス環境を整えられる

サービスオフィスは、家具・照明・通信回線などが整った状態で利用できるため、内装工事や設備投資が不要です。一般的な賃貸オフィスに比べて初期費用を大幅に削減でき、資金を事業運営や採用などに回せます。

 

さらに、電気代や清掃費などが月額料金に含まれている場合もあり、ランニングコストの見通しも立てやすいです。無駄な支出を減らしながら、すぐに業務を始められる点は大きな利点といえるでしょう。

受付や秘書代行など充実したサービスで業務に集中できる

多くのサービスオフィスでは、受付対応や電話応対、来客案内などの業務をスタッフが代行します。自社で人を雇わずにプロのサポートを受けられるため、限られた人員でも効率的に業務を進められます。

 

秘書代行サービスを活用すれば、スケジュール管理や郵便処理もスムーズに行えるでしょう。日々の雑務に時間を取られず、本来の業務に集中できる点は、生産性を高めたい企業にとって大きな魅力です。

サービスオフィスのデメリット

料金や混雑などサービスオフィスのデメリットをイメージしたオフィス風景

月額費用が割高になる場合がある

家具や通信環境、スタッフ対応などが含まれる分、一般的な賃貸オフィスよりも月額費用が高くなることがあります。短期間の利用なら負担は少ないですが、長期的に使う場合は総額が増える傾向にあります。

 

利用料金には共益費やサービス料が含まれるケースも多いため、契約前に費用の内訳を確認しておきましょう。コストと利便性のバランスを考えて選ぶことが大切です。

共用設備やインフラが混雑する場合がある

会議室やラウンジなどを共用する形式のオフィスでは、利用が集中する時間帯に予約が取りにくくなることがあります。特に、都心部の人気施設では、混雑によって予定が組みにくくなる場合もあるため注意が必要です。

 

Wi-Fi回線や複合機の利用が重なると、業務効率に影響するケースも見られます。スムーズに利用するためには、事前予約や利用ルールを確認しておきましょう。

内装やレイアウトを自由にカスタマイズできない

サービスオフィスは既に設計や家具配置が整っているため、利用者の希望で内装・レイアウトを変更することができないは場合があります。壁紙の色を変えたり、仕切りを追加したりといったカスタマイズは制限されることが多いです。

 

ブランドの世界観やチームの距離感を重視する企業にとっては、やや物足りなく感じるかもしれません。ただし、利便性を重視するスタートアップや短期利用者にとっては、十分な設備が整った実用的な選択肢といえます。

サービスオフィスの料金体系と契約形態

サービスオフィスの料金プランや契約形態を説明するイメージ

サービスオフィスの料金は、月額制が一般的です。基本プランに個室利用料が含まれ、共用スペースや会議室、電話応対などの追加サービスを組み合わせて契約します。利用期間は1か月単位から年単位まで選択でき、短期契約にも柔軟に対応しています。また、敷金や礼金が不要な場合も多く、初期費用を抑えながら導入できる点が特徴です。

 

設備維持費や清掃費が月額に含まれるケースもあり、コストの見通しを立てやすい仕組みといえます。固定費を抑えつつ快適な環境を確保したい企業にとって、効率的な契約形態といえるでしょう。

サービスオフィスの選ぶ際のチェック項目

サービスオフィスを選ぶために設備や条件をチェックしているビジネスパーソン  

サービスオフィスを選ぶ際は、料金だけでなく、立地・設備・サポート体制などを総合的に比較しましょう。企業の働き方や業種によって最適な環境は異なるため、実際の運営スタイルに合ったスペースを見極めることが大切です。ここでは、選定の際に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

① 設備・サービス内容の充実度

オフィスの快適さは、設備の質に大きく左右されます。高速インターネットや防音性能の高い個室、セキュリティ管理が整った会議室など、業務を支える機能が十分かを確認しましょう。

 

また、コピー機・複合機・フリードリンクなどの共有設備が充実していれば、日々の作業効率も向上します。施設見学の際は、設備の使用ルールや稼働状況もチェックしておくと安心です。

② 契約条件・期間や解約の自由度

契約期間の柔軟さは、事業の成長に直結します。短期利用から長期契約まで選べるプランがあるか、途中解約や拡張がしやすいかを事前に確認しておきましょう。

 

保証金の有無や更新時の費用も比較しておくと、予算を把握しやすくなります。無理のない契約形態を選ぶことで、長期的に安定した運営がしやすくなります。

③ セキュリティ体制や施設全体の雰囲気

業務データを扱う企業にとって、セキュリティ対策が大切です。入退室の管理システムや監視カメラの設置状況を確認し、安全性を確保しましょう。

 

また、施設全体の清潔さや騒音レベル、共有スペースの雰囲気も働きやすさに影響します。

内覧時には設備だけでなく、利用者層やスタッフの対応も見ておくと安心です。

サービスオフィスの注意点

サービスオフィスの契約条件や注意点を確認する様子   

サービスオフィスは利便性が高い反面、費用や自由度の面で制約が生じることがあります。

月額料金が割高になったり、内装・レイアウト変更に制限があったりと、通常の賃貸オフィスと異なる面も多いです。利用を検討する際は、料金の内訳や契約条件を細かく確認し、想定外のコストが発生しないよう注意しましょう。

サービスオフィスに向いている企業とは?

サービスオフィスを活用するスタートアップ企業のイメージ

サービスオフィスは、フレキシブルに働きたい企業やスタートアップに特に向いています。

初期投資を抑えつつ、必要な期間だけ利用できるため、事業の立ち上げや拠点拡大に最適です。

 

また、支社やプロジェクトチームを短期間で設けたい大企業にも適しています。在宅勤務や出張が多い職種でも、安定した通信環境と会議スペースを確保できる点が魅力です。

 

事業のステージや目的に合わせて柔軟に活用できる、今の時代に合ったオフィス形態といえるでしょう。

働きやすさを追求したサービスオフィス「comolu」

  完全個室ワークスペースcomolu(コモル)

comolu(コモル)は、完全個室型のサービスオフィスです。すべての部屋は個室設計で、周囲の視線を気にせず作業できる空間を提供しています。

料金体系は初期費用0円、15分単位の従量課金制が標準で、使った分だけ支払う方式を採用しています。個室の他、会議室の利用も可能で、打ち合わせやチーム作業にも対応しています。

 

※無人運営のため、スタッフ常駐の受付や秘書対応、法人登記・郵便物受け取りサービスなどには対応していません。

 

一部店舗では、共用部やフリースペースの利用、無料コーヒーの提供もあり、集中作業の合間にリラックスできる環境が整っています。首都圏の複数エリア(新宿・市ヶ谷・浜松町など)に展開中で、利便性の高い立地が魅力です。

用途に応じて「必要なときに、必要なだけ」働きたい人に適したサービスオフィスです。

完全個室型のワークスペース【comolu(コモル)】

自社に合ったサービスオフィスを見つけて理想の働き方を実現しよう!

高品質のオフィス環境を備えたサービスオフィスのイメージ

サービスオフィスは、起業したばかりの法人から大企業の支社、リモートワークを導入する企業まで、幅広いニーズに応えられる柔軟なオフィス形態です。初期費用を抑えつつ高品質なオフィス環境と充実したビジネスサポートを利用できる一方で、内装・レイアウトの自由度や月額料金には注意が必要です。自社に必要なサービスや予算、規模を整理したうえで複数の施設を比較・内覧し、最適なオフィスを選びましょう。本記事を参考に、自分や自社に最適なサービスオフィスを見つけ、理想の働き方を実現してみてください。

 

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